フェアトレード

今日、小物を購入しに四条近辺を散策していた際に、河原町から六角通りを入った所に、アジアン風の雑貨屋さん「フェアトレードと手仕事のお店(京都 大阪 神戸と通販) : シサム工房」をみつけて入ったのですが、ここでお恥ずかしながらはじめてフェアトレードという考えを知りました。

http://www.fairtradecenter.org/

おそらくまだちゃんと理解出来ていないとは思うのですが、私が理解した範囲では、途上国に対し対等な貿易を行う事により、途上国の自立を促そうという仕組みとの事です。私たちが通常の購入活動を行う事により NGO を通して中間マージンを極力排除し、その売り上げが途上国に還元されるという事で、経済格差も利用しているのかなぁ、と想像してみたり。

僕個人が購入者という立場としてのポイントと思うのは、多分運営されている方は百も承知だとは思いますが、上記のサイトでも書かれているように、

より良い製品を開発して販売する

という事だと感じました。製品の質が伴わずに理念だけに賛同して購入するのであれば、それはきっと「援助」と本質的に違わないのでは、と。そうなればきっと理念自体の啓蒙がミソになってくるとは思うのですが、そうなれば「援助とは違う」というフェアトレード自身の仕組み・考え方と矛盾を起こしてしまいそうです。なので、理想型としては「フェアトレード」という事をうたわなくても、購入者がそれが「フェアトレード」で輸入されたことなど知らなくても、自発的に購入したいという製品を継続的に提供していく、という事が大事なのかな、と感じました。

とはいいつつ、ココナツの器購入。味があります。