技術というよりは・・・

本日「知識社会基盤構築のための情報学拠点形成」に関する国際会議なるものに出席して参りました。

内容については、そもそも門外漢な部分も多いので理解度などはしれているかとも思いますが、以前自分が学生の際に参加した学会よりも興味深く聴く事が出来たことの大きな要因は各スピーカが研究成果についてそういう門外漢にもわかり易い言葉で語っていたことが大きかったように思います。

勿論成果が分かりやすい形の物であったということもあるのでしょうけれども、各スピーカの方々はビデオやデモを通じて、その持論を「目に見える」形で提示し、伝わりやすい仕掛けを施していました。また最後の中村先生の発表などはほぼ全て数式、はっきりいって30分という短い時間では余程の専門家で無い限りはその内容の理解は難しいと思われる内容でしたが、それでも聞いた後に「何だかすごそうだ」と感じさせる辺りは単純にその伝え方の妙だったのではないでしょうか。(あれだけ速度向上している比較データを見せられては、というところもありますが)。

振り返って昨今 Seasar Conference 等で大勢の方々の前でお話する機会を頂戴している自分としてもそういう「伝え方」に関しては意識を高める必要はあるのかな、と感じた次第です。

と、内容についての感想が薄いのは悲しい所ではありますが、自戒を込めたエントリとして。