幻夜

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

前評判通り「白夜行」の世界観です。淡々と切々と語られていく物語。東野圭吾さんは言うまでもなく「読ませる」人だなぁ、と改めて実感。ぐっと引き込まれていき、自分がその世界にすっぽりはまってしまう感覚。まるで自分が陽の当たらない所にいるような感覚。現実感を取り戻すのに少し時間がかかりました。