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先日、縁あって建築家の方とメディア業界の方と夕食をご一緒させて頂く機会がありました。最近は、一緒に仕事をさせて頂くお客様も、また会社の同僚も比較的年齢の近いのですが、今回は一回り上の方達とのお話で勉強になると感じる事が多く、印象に残った言葉を少し。

  • 「今はローコストと感じる仕事でも、それが後に地力になる」

これは建築家の方の言葉。

ずしっと来ました。

他の人がしている仕事の、そこにある価値というものを「安ければよい」といって叩く事は賛同出来ないですし、したくないと思っています。ただ、逆の立場で、自分が「どれほどの価値を生み出しているのか」という認識と、またまだ自分には山盛り勉強すること、勉強できることがあるんじゃないのか、そういう仕事に対する「感謝」みたいなものを忘れてはいけないという二点を感じた次第です。

  • 「こういう異業種というか、普段の枠を超えたつながりは、"たまにやる" だけじゃいけない」

この会を主催されている方の言葉。

たまにやっているだけだと、「あー、よかったね、面白かったね」で終わってしまう。こういう人との繋がりというのは、続ける事に意味があるんです、と。

スティーブジョブズ氏の有名な大学の卒業式の講演の中で「connecting dots」という言葉が出てくるのですが、その話を連想しました。何がしか今一生懸命やっていることは将来思わぬ所でつながるもの、と。後から見れば、まるでそれが必然のように思われるけれど、やっている時には一生懸命やるしかない、ということ。人との繋がりもそうかもしれない、と感じました。

# ひょっとしたらお二方とも、こういったことを意図しておっしゃられたのではないかもしれないのですが・・・。

最後に。

鶯が春の前にまだ調子がととのわず、上手くなけず舌鼓をうつように鳴く様を「ささなき」というそうです。町屋のお店で中庭に寒椿が綺麗に咲き、雪が舞うのを見ながらのお話で、なんともその語感が綺麗だな、と思った次第。もうすぐ京都も鶯が「ささなく」季節になりますね。