Choistudy の組成 (2)

前回 の続きで。

今回はデータベースアクセスレイヤについて。Tuigwaa でも Hibernate を利用しているように、私はこのレイヤでの利用経験的には Hibernate なのですが、Choistudy ではほぼ迷わず S2Dao にしました。

Choistudy では、開発の速度感を損ないたくなかったので、

  • FW 同士の食い合わせによる部分では手をとられたくない
  • データベースは決めてあるので、いざとなれば、固有の SQL を素直にかける FW がよい
  • データベース設計は関連も少なく比較的シンプルなので、それに対して必要十分な機能があれば良い

といった辺りがポイントでした。

その中で、Hibernate

  • 永続化周りの扱いが難しいこと
  • Hibernate の良さ(これも難しさ ?)の一つである多彩なマッピングは当面必要ないと思ったこと(むしろ粗にしておきたかったこと)

あたりが理由で Choistudy では見送りました。(Hibernate の Criteria/Dialect 周りはすきですが)

で、上記のようなニーズにうまくマッチしそうだと思ったのは、S2DaoS2JDBC なのですが、開発開始時点で、比較的情報も多くメンバでも使った事が経験がある、といったような経緯から S2Dao にしました。

また、Maven2 を前提にして考えていたので、S2DaoCodegen に少し手を加え Maven2 から呼び出せるようにしたものを使っています。