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OSC Kansai 2009 に行ってきました。

昨年に引き続き、今年も OSC Kansai に行って参りました。今年は一日目はセッション巡りをし、二日目は Firefox 出張ワークショップで半日 addon コーディングというメニューにしました。ということで初日分をまずメモ。

システム監視の画期的コストダウン、今、新概念のオープンソースZABBIX/ZABICOMが課題を解決

管理ソフトウェア zabbix の話、と思いきや、どちらかというと NTT コムテクノロジー様の zabbix の改変版 ZABICOM のお話が中心で、かつ技術者向けというよりは、導入検討企業様向けといった趣き。OSS のカンファレンスでもこういう話がなされる事自体は良い事だなぁ、と感じつつも、個人的にはセッション選択をミスったとも思いました (^^;。

ちなみに、先述の ZABICOM のページ一通り眺めてもダウンロードページがなく、ググってみたら sourcefourge にありました。

zabbix 自体は miracle さんも扱ってる ように、監視ツールとしては結構アツいポジションにいるのでしょうか。

昔、導入を考えたことあったのですが、監視対象の台数も少なかったですし手軽に済ませたかったので munin を導入したのですが、もう少し台数増えて来たら検討しても良いかなー、とか。少し趣き違いますが、管理ツールで最近気になっているのは (残念ながら CentOS ベースで手は動かせてないのですが) Karesansui Project - Xen/KVM Virtualization Management Application です。何が気になっているかというと、そのアイコン。

Asteriskとは?遂に自治体も導入!入門〜最新動向まで

今回聞いたセッションの中で、一番楽しかったのはこのお話。Asterisk 自体は昔相方ともすごいのでてきたねー、とか話してましたし、ちょっと前に自治体導入で話題にも上がりましたが、SIP だけでなく、まぁ色んなものをおしゃべり出来るようで。で、最近の電話機はサーバと HTTP 通信して、そこから返ってくる XML で制御が出来るブラウザなども搭載しているらしいんですよ、奥さん。セッション後ブースで見せてもらったのですが、RSS のフィードを読んできてそれを表示したり、SugarCRM にあるコンタクトリストの情報拾ってきて番号表示したり出来たりもするみたいです。

id:c9katayama さんが最近イスラエルからナイスな小型 PC を取り寄せたとの情報もありますが、Asterisk 入れて、こっそり自宅の交換機にして、マズい電話番号からの電話を /dev/null に投げるといった処理をするのでしょうね、きっと。

Web技術の現状と将来

W3C の方による、W3C 自体の組織の説明と HTML5 に関するお話。知らなかったのですが、XHTML 2.0 の WG は解散していたのですね。。前半の部分は これ と同じような感じ。

HTML5 の話はこことかこのあたりにまとまってるよー、と前置きした上で幾つかの話をピックアップされて話しされてました。後の Google さんの方で出てこなかった話題としては、ルビの話と HTMLDataGridElement の話でしょうか。HTML5 の話題は次の Google さんのお話の所で。

GoogleとHTML5

ピックアップされていたのは以下の五つ。

canvas

こちらは既にお馴染み(?)の 2D のサポートのお話。

video

MP4 (H.264/AAC) と Ogg (Theora/Vorbis) をサポートするとのこと。最近でもここいら で話題になってましたね、ビデオの覇権を誰が握るか?的な。

見る方としてはビデオのコーデックがどうあろうが、ブラウザで実装されていようがプラグインで実装されていようが構わない訳で、コンテンツそのものが提供されている事のほうが大事と思うのです。で、コンテンツの供給者側からすれば、やはりコンテンツ自身を生産性高く作れる事がポイントなのかと。そういう意味で、そのツールフレームワークという観点では先日の Adobe さんのイベント見ていても、やっぱり一日以上の長はあるだろう、と感じます。

そういう意味で、結構盛り上がっている風なのですが、イマイチその(盛り上がりの)ポイントが私にはわからなくて困っています。最終的には、img タグと同じように色々なコーデックをある程度サポートしてくれるような流れになり、めでたしめでたし、なのかな、と思っているのですが、何かを絶大に勘違いしているのでしょうか、私は。(何となく o3d のインパクトで盛り上がっているのか、とも思っているのですが)

geolocation

位置情報を取得することが出来る、と。FF3.5 でも実装されているみたいですね。

お、、、我が家ほぼぴったし。。。API では位置情報の取得の実装 (IP とか、基地局とか) を意識せず情報をとれる、と。

web storage/app cache

データのローカル保存の話。

  • Storage
    • sessionStorage
    • localStorage
  • Database
    • sync
    • async

これ、便利だろうな、と思う反面、設計でミスったら相当面倒な事にもなるだろうなぁ、という印象。というのも、ローカルとサーバ側との保持情報に差異が生じる可能性がある訳で、今までのモデルだと考えなくてよかった部分の同期化処理なんかも考えないといけなくなりますし。とはいえ、ローカルとサーバの情報の同期を上手く隠蔽するようなライブラリが出てくる気もするので、杞憂といえば杞憂かもしれませんが。

web workers

スレッドみたいなものを動かせる、と。結構やんちゃな印象。

個人的にはこれに加え、Web Socket の話はインパクト大きかったです。全二重通信をサーバと出来るとのこと。ここから辿って、こんなの も見つけました。Web Workers とか Web Socket とか、何だかこの辺りの OS っぽい仕様は Chrome OS や Google Wave 辺りは睨んでますねぇ、きっと。

「出揃った次世代モバイルプラットフォーム」- 勝ち残るのは誰だ!?

Android の会の人がお話しているので、答えは見えてますよね、というご当人の説明に納得 (笑)。この辺りは今何が残るかを見据えるのは正直今の私には難しいなぁ、というのが本音で。

ネットブックでは、Chrome OS の話もありますし、地味ではありますがスマートブックに JavaSE を移植といった話題も。。。ふむ。。。

PostgreSQLやMySQLなどの仮想環境やHA環境への適合を考える

zabicom のお話と同じように日立様のサービスを主軸に据えたようなお話でした。途中で出て来たパフォーマンスの話で、仮想環境を利用するときに I/O read が多い場合には、仮想環境ではなくネイティブの方が良いという結果が腑に落ちなかったのですが、直接お話伺うきっかけも出来ず残念。。。

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昨年同様実り多き一日でした。