プチ哲学

プチ哲学 (中公文庫)

プチ哲学 (中公文庫)

ピタゴラスイッチを手がけている佐藤さんということもあり、うっかり中身をちゃんと見ずにジャケ買い。値段が妥当かは別にして(^^;)
ドキッとした章が二つ。

  • 8 章「時間厳守?なネズミ」-- 「時間」に負けない
  • 20 章 「魔法の杖」 -- 結果と過程

前者は「自分の時間」で人生を送っているか、について。自分はどれだけ「自分の時間」に真摯になっているだろう、と。「自戒」。

後者は、結果と過程について。以前ナガオカケンメイさんの本の紹介でも書いた事がここはかなり分かりやすく説明されていました。仕事に関しては「結果」は勿論重要なのは間違いない事だと思います。ただ、ふと個人に立ち戻って見たときには、どうでしょう。仕事を通して、「自分が成長したい」「お客さんにありがとうと言われたい」「お金を稼ぎたい」「人を驚かせたい」、と人それぞれあるでしょうけれども、いずれもその「結果」に付随して得られる、自分なりの「幸せポイント」みたいなものがあるんじゃないかと思います。

そういう何がしか仕事を通じて得られる「幸せポイント」を経験するという「過程」の積み重ねというのが、人生の構成要素であり、人生を豊かにするものではないのかな、とふと感じました。
なんだか、そう考えるとニワトリとタマゴのような関係な気がします、「結果」と「過程」というのは。

絵が可愛いです。